どんな映画かもわからずに、なんとなく録画予約していた映画を見ました。
普段お気楽な娯楽映画が好きな方なのに、見始めたら止まらなくなった映画が
「それでも夜は明ける」です。

それがですね~、胸が締め付けられるようなむごい映画なのですよ。
2014年公開のアメリカ映画で、実話なんです。
1840年代の奴隷制度がはびこっていた時代の話で、ソロモンは自由証明書を持つ黒人で裕福に暮らしていたけれど、突然拉致され奴隷として売られていく事になったんです。
そこでのむごい待遇や労働、裏切りが見ていてほんと苦しかった。。。
じゃあ、見なきゃいいんですけど、何しろ実話なので、どうなったか気になるんです。
結局12年も奴隷としての生活を強いられ、開放されることにはなるんですが、重すぎる映画です。
氷山の一角で、この時代こういう事実はたくさんあったと思います。
ソロモン自身、解放された後もそういった事実を訴え続けますが、特に誰かに刑罰が下ったわけでもなく、奴隷制度はしばらく続いたようです。

ブログに残しておこうとなぜ思ったのかと言うと、
こんな理不尽な事実が本当にあったという事と、12年も耐えていた生活を(映画だけど)見せつけられたら、
この先少々の困難や辛い事に出くわしても、乗り越えていけそうな気になったんです。
この映画を知る事で、強くなれる気がします。
もう見たくないほどしんどい映画だったけど、覚えておこうと思ったわけですよ。
そんな映画でした。
「戦場のピアニスト」を見た時も、確かに同じような思いを感じました。
「戦場のピアニスト」も長い映画だったけど、この「それでも夜は明ける」も長かったな・・・(-_-;)
最後の方で、ブラピがちょこっと出てきます。
監督はスティーヴ・マックィーン・・・ 私達世代が知る、あのマックィーンではありません。
(もう亡くなってますしね)同姓同名の方だそうです。
気分を変えて、城崎温泉の帰り、福知山の
「足立音衛門」で買った栗のタルトでティータイム

足立音衛門ではいつも、1万円以上もする超高級なお菓子を横目で羨みながら、買えそうな値段の物を物色します。
初めて買った丹波栗のタルト

小さいタルトだけど、ゴロゴロと丹波栗がたっぷりです。
さすが栗のお店「足立音衛門」
これはリピ必須です!
お皿は出石で買った、出石焼の白磁の四角いプレート
出石焼、初めて知りました。 中央に草花の模様が浮き彫りされています。

旅の思い出、いただいています。
今日もお立ち寄りくださり、ありがとうございました。