あおによし奈良正倉院展2013
2013年 11月 03日
京都とはまた違った、いにしえの日本の文化を感じる場所として、奈良も若い頃から好きです。
次女の婿殿が奈良の人なので、奈良にはご縁があります。
正倉院展は開催期間が短いので、毎年は観にいけませんが、
現在の視点から見るとなかなか面白く、見応えのある宝物展です。
時期的にもいい季節なので、観光がてら出来るだけ行きたい催し物ですね。
今年の目玉宝物は、蓮の花をかたどった仏具で、
まるで今時のトールペインティングのような絵柄が・・・。なんと鮮やかに残っていることでしょう。
キジの羽毛を織り込んだ屏風や、猫脚の机など、木製の彫り物を施された物は、
木彫りを習っているので、とても気になります。
今、使っても素敵です。欲しいです。
天平や奈良時代の貴族達の、ユニークでお洒落な生活を垣間見る事ができました。
奈良を表現する時、「あおによし」とよく使われますが、
「あおによし、奈良の都は咲く花の・・・」という歌の「奈良」にかかる枕詞だそうです。
「あおに」は漢字で「青丹」と書くそうで、「青(青色)」や「丹(朱色)」で彩られた、
美しい都の事だと、昔何処かの住職さんに聞いたことがありましたが・・・
まあ諸説あるようです。
あおによしの奈良の好きな場所へは、また次行くことにして、美味しい物を食べる事に。。。
お昼ご飯は釜めしでお馴染みの「志津香」でいただきました。
行列が出来るお店として、私達が若い頃からの有名処です。
もちろん並びましたとも!
そしてテレビで見て、是非行きたかった店があったので、早めの晩ご飯も・・・
もちいどの通りにある「よばれや」 創作おでんのお店です。
気になるおでん色々と、テレビで見た裏メニューのコーン豆腐もいただきました。
「裏メニュー」っていうだけで惹かれます。
初めてのお店なのに、裏メニューを注文するときは、ウフフ・・・常連さんや、ひとかどのツウになった気分でほくそ笑みます。
正倉院展、お食事処、どこも平日なのに、老若男女、結構な人で溢れていました。
そんな中でも、ほっこりと薄紅葉の奈良を楽しめた一日でした。